入れ墨除去完全ガイド

   

入れ墨除去と保険適用について

入れ墨除去は保険適用になるのでしょうか。これは、残念ながら保険適用にはならないというのが答えになります。日本では基本的には全ての人が何らかの健康保険に加入しており、保険料を支払って保険証を持っているはずです。そして、一般的にはかかった医療費の3割だけを窓口で支払えば済むようになっています。ですが、医療機関と名の付くものを受診すれば全てがこの健康保険が適用されるかというとそうではありません。たとえ医療ではあっても健康保険を適用するのが適切ではないと考えられるようなものには適用されないのです。要するに健康保険の財政には限りがあり、どんなものにでも保険を適用していては財政が破綻してしまうという理由があるからです。
例えば最近話題になることも多いED、勃起不全の治療は保険が適用になりません。かかった医療費の全額を窓口で支払う必要があります。あるいは同じように中高齢の男性に多いAGA、男性型脱毛症なども同じです。EDにせよAGAにせよ医学的には確かに正常とは言い難い状態であり、その治療ももちろん医学的にしっかりとした根拠のあるものではあるのですが、そもそも保険を使ってまで治療すべきものなのかという意味合いがあるからです。
入れ墨除去もまさにこのような例に含まれるでしょう。別に放置していても命に差し支えるようなものではありませんし、それが原因で何らかの別の疾患や症状を引き起こすようなものでもありません。ですから別に治療が必要なものとも思われず、保険適用にはならないということです。
誤解してはいけませんが、入れ墨を入れたのは自分自身だから自己責任であり、入れたものを除去したいからといってそのときだけ保険を使いたいというのはわがままだからという理由で保険が適用されないのではありません。そのようなわがまま論を持ちだすと、いわゆる生活習慣病などと呼ばれる疾患は多かれ少なかれこれに当てはまってしまいます。糖尿病になるのはメタボな生活を続けたことが大きな原因で自己責任の部分が多いなどということも可能になるでしょう。塩分の多い食事を止められなかったから高血圧になったのだという理論しかりです。
あるいは、生活習慣病以外であってもこのような話は当てはまることがあります。タバコは百害あって一利なしと言われ続けて久しいのに止めないから肺がんになり、それは自己責任以外の何物でもないと主張したい人もいるかもしれませんが、現実はヘビースモーカーが肺がんになってもしっかりと健康保険で治療してもらえます。
つまり、わがまま論ではなくて、放置すると進行して場合によっては命にも関わるかどうかというのが一つの大きな基準であることを理解してください。EDにせよAGAにせよ、あるいは入れ墨にせよ、放置しても別に命に関わるようなことはありません。一方で糖尿病や高血圧、がんは異なるのです。
ちなみに、保険が適用になるかどうかというのは、どの医療機関を受診するかによって変わってくることは一切ありません。大病院を受診しようがクリニックを受診しようが基準は完全に同じです。入れ墨除去のような場合、いわゆる美容外科、美容クリニックを受診するから保険が適用されず全額が自己負担になるのであって、内科とか外科、胃腸科とか循環器科などが集まっている総合病院を受診すればしっかりと保険が適用されるとか、保険が適用されることもあるなどという人がいたりしますが、これは間違いですから騙されないようにしましょう。
入れ墨除去では実際にはどこに行っても保険適用にはなりませんから、やはりそれ専門の美容外科とか美容クリニックに行ったほうがいろいろな意味で安心できる要素は多いでしょう。

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