入れ墨除去完全ガイド

   

入れ墨除去の方法と気になる傷跡

海外ではファッションでタトゥーを入れるアーティストやアスリートもいるため、日本でも真似して入れる若者が増えています。タトゥーは日本では入れ墨と呼ばれます。日本では昔から入れ墨に対して良くないイメージがあり、ほとんどの銭湯や温泉は入れ墨があると入浴できないです。就職するときや結婚するときも、入れ墨があると印象が悪くなります。海外で入れ墨を入れた若者も、日本で就職する場合は専門クリニックで入れ墨除去の施術を受けるケースが多いです。

女性の場合は結婚の際に腕や足に入れ墨があると相手側の親や親族が反対することもあるため、結婚を機に入れ墨を除去する人が増えています。昔は難しいケースが多かった入れ墨除去ですが、現在は医療技術が進化したことで皮膚からきれいに取り除くことが可能になっています。入れ墨除去の方法には複数の方法があり、専門クリニックによって異なります。レーザ治療は若い人を中心に人気がある治療方法です。シミなど肌を改善するために開発された医療用レーザーは、タトゥー除去にも使われます。

従来の医療用レーザーだと明るい色に対して反応しにくく治療が難しいケースもありましたが、新しい医療用レーザーは複数の波長を使い分けることができるため効果が得られるようになっています。医療用レーザーを色が入っている部位に照射すると、細胞を破壊するのでタトゥーを除去することができます。レーザーを使った治療だと痛みを心配する人もいますが、輪ゴムで弾いた程度の痛みなので安心です。患者によってはない出血や腫れ、むくみなどの症状が出る人もいますが、通常は時間と共に治ります。

Qスイッチルビーレーザーは皮膚の深い部分に浸透しやすく、狙った色素のみを破壊します。レーザーの光は均一に照射されるので、治療した際にできる創面がフラットになるため正常な皮膚の組織を傷めずに済みます。治療の際に血が出たり傷跡が残る心配がなく、炎症が軽度で治癒が早いのも特徴のひとつです。医療用レーザーの場合はX線とは異なり安全に治療ができます。レーザーを使った治療の時間は、タトゥーを入れた部位や範囲によって異なります。一般的な目安だと30分から1時間くらいです。入院の必要はないですが、入れ墨を入れた部分が広範囲の場合は、1度で全て取れないこともあります。

施術後は赤みが出ますが、日常生活に支障が出ることはないです。医療用レーザーを使った治療だとメスを使わないので傷跡は残りませんが、施術後に日焼けをすると色素が沈着することがあります。外出する際は紫外線対策が必要になります。治療できる範囲は、1回で葉書サイズ程度です。背中一面に入れ墨を入れている場合は、目立つ部位から少しずつ治療を行います。医療用レーザーが適さない部分に関しては切除法や皮膚移植など適した治療を選択します。

タトゥーのサイズが小さい場合は、切除法を選ぶ人もいます。切除法はメスを使って直接入れ墨を取り除く方法になります。タトゥーを除去した後は、周囲の皮膚を縫い合わせて元の状態に戻していきます。切除法は広範囲の入れ墨には向いていないです。切開して皮膚を取り除くため、施術後に痛みやケロイドが残るケースもあります。皮膚移植法は広範囲の入れ墨除去に用いられることが多いです。気になる部位の皮膚を取り除き、体の他の部位からとった皮膚を移植していきます。皮膚移植は火傷の治療に使われますが、入れ墨の除去でも有名です。他の部位よりも跡が目立ちやすく、皮膚を取った部位にも傷跡が残るというデメリットがあります。皮膚移植に必要な施術回数は、入れ墨の種類や範囲によって大きく変わってきます。施術内容については、事前のカウンセリングで担当医とよく話し合うことが大切です。

傷跡 , 入れ墨除去手術